3世紀中頃〜6世紀末

大和時代

各地に巨大な古墳が築かれ、近畿地方を中心とするヤマト王権が勢力を広げた時代。古墳時代とも呼ばれます。渡来人によって漢字や仏教、新しい技術が伝えられました。

大和時代の出来事

出来事9件

3世紀中頃〜後半

箸墓古墳

奈良県桜井市に、日本最古級とされる前方後円墳「箸墓古墳」が築造された。

背景

弥生時代後期、邪馬台国を中心とする広域の政治連合が形成される中で、各地の首長を統合する象徴として、巨大な墳墓を築く新たな葬送の形が求められるようになっていった。

経緯

奈良県桜井市にある箸墓古墳は、全長約280メートルにおよぶ前方後円墳で、出土した土器などから3世紀中頃から後半にかけて築造されたと推定されている。その規模と築造年代から、日本列島で最初期に築かれた本格的な前方後円墳とされ、卑弥呼の墓ではないかとする説も唱えられている。前方後円墳という独特の墳形は、その後畿内を中心に各地の首長墓の標準的な形式として広まっていった。

結果・影響

箸墓古墳の出現は、それまでの弥生時代の墓制から大きく転換し、大王を中心とする政治連合、すなわちヤマト王権の成立を示す画期として位置づけられている。前方後円墳を頂点とする古墳の築造は、以後3世紀半ばから6世紀末まで続く「古墳時代」の名の由来ともなった。

文化