1912年〜1926年

大正時代

政党政治が進み、民主主義を求める大正デモクラシーの気運が高まった時代。第一次世界大戦による好景気の一方で、米騒動や関東大震災など社会を揺るがす出来事も起こりました。

大正時代の出来事

出来事12件

1912年〜1913年(大正元年〜2年)

第一次護憲運動

藩閥・軍閥中心の政治に反対する第一次護憲運動が高まり、桂太郎内閣が総辞職に追い込まれた。

背景

陸軍の増師要求をめぐる対立から第二次西園寺内閣が総辞職すると、陸軍・長州閥を背景とする桂太郎が三度目の組閣を行った。この藩閥・軍閥中心の政治運営に対し、憲政擁護・閥族打破を掲げる運動が都市部の知識人や商工業者を中心に急速に広がった。

経緯

1912年末から1913年初めにかけて、立憲政友会の尾崎行雄や立憲国民党の犬養毅らが中心となり、議会内外で桂内閣打倒を求める第一次護憲運動が展開された。1913年2月、桂内閣不信任案の審議中、議会を数万の群衆が取り囲む事態となり、桂太郎はわずか在任50日余りで総辞職に追い込まれた。この一連の政変は大正政変と呼ばれる。

結果・影響

大正政変は、世論と議会の力によって時の内閣を退陣させた画期的な出来事であり、藩閥中心の政治から政党や世論を重視する政治への転換を象徴する事件となった。この運動を契機に高まった民主主義的な風潮は「大正デモクラシー」と呼ばれる時代思潮として、その後の政党政治や普通選挙運動へとつながっていくこととなった。

主な人物:桂太郎,尾崎行雄,犬養毅

政治事件