1336年〜1573年

室町時代

足利氏が京都に幕府を開いた時代。南北朝の争いを経て、応仁の乱をきっかけに各地の大名が争う戦国時代へと移りました。金閣・銀閣に代表される文化や、茶の湯・能もこの頃に育ちました。

室町時代の出来事

出来事16件

1334年(建武元年)

建武の新政

鎌倉幕府滅亡後、後醍醐天皇が自ら政治を行う天皇親政「建武の新政」を開始した。

背景

鎌倉幕府を倒した後醍醐天皇は、摂関政治や幕府による武家政治を否定し、天皇が直接政治を行う古代の親政に理想を求めていた。倒幕に功のあった足利尊氏や新田義貞、楠木正成ら武士たちは、その功績に見合う恩賞を期待していた。

経緯

1334年、後醍醐天皇は年号を建武と改め、自ら政務を統括する新政を開始した。記録所や雑訴決断所といった新たな機関を設けて所領関係の訴訟などを処理させたが、恩賞の配分は公家に偏り、武士の不満を招いた。また、土地所有権の確認にあたって混乱が生じるなど、性急な改革は社会に大きな摩擦を引き起こした。

結果・影響

武士の不満は急速に高まり、1335年に北条氏の残党が起こした中先代の乱の鎮圧を機に、足利尊氏は建武政権から離反した。1336年、尊氏は京都を制圧して新たな天皇を擁立し、後醍醐天皇は吉野に逃れて対抗したため、朝廷が二つに分裂する南北朝の動乱が始まることとなった。

主な人物:後醍醐天皇,足利尊氏

政治