1185年〜1333年

鎌倉時代

源頼朝が鎌倉に幕府を開き、武士による政治が始まった時代。執権の北条氏が実権を握り、二度の元寇を退けました。浄土宗や禅宗など、人々にわかりやすい新しい仏教も広まりました。

鎌倉時代の出来事

出来事14件

1185年(文治元年)

守護・地頭の設置

源頼朝が、国ごとに守護、荘園・公領ごとに地頭を置く権限を朝廷から認められた。

背景

壇ノ浦の戦いで平氏を滅ぼした源頼朝であったが、弟の源義経をかくまったとされる後白河法皇との関係は微妙なものとなっており、頼朝は東国だけでなく全国に及ぶ武家政権としての支配体制を確立する必要に迫られていた。

経緯

1185年、義経追討を名目に、源頼朝は朝廷から諸国に守護を、荘園や公領には地頭を任命する権限を認められた。守護は国内の軍事・警察権を担い御家人を統率する役割を、地頭は年貢の徴収や治安維持にあたる役割を担った。この制度によって頼朝は朝廷の支配機構とは別に、全国の武士を統制する独自のネットワークを築くことに成功した。

結果・影響

守護・地頭の設置は、鎌倉幕府が全国的な支配権を確立する画期的な出来事であり、多くの歴史家がこの年をもって鎌倉幕府の実質的な成立とみなしている。この制度はその後の幕府権力の全国的な浸透の基盤となり、荘園領主と地頭との間で土地支配をめぐる対立も各地で生じていくこととなった。

主な人物:源頼朝

政治