592年〜710年

飛鳥時代

推古天皇と聖徳太子、蘇我氏のもとで、天皇を中心とする国づくりが始まった時代。冠位十二階や十七条の憲法が定められ、大化の改新を経て律令国家への歩みが進みました。

飛鳥時代の出来事

出来事10件

593年

推古天皇の即位

崇峻天皇の暗殺を受けて推古天皇が即位し、日本初の女性天皇となった。

背景

6世紀末、仏教の受容をめぐる蘇我氏と物部氏の対立に勝利した蘇我馬子は朝廷内で強大な権力を握っており、時の天皇であった崇峻天皇との関係も次第に悪化していった。

経緯

592年、崇峻天皇は蘇我馬子の意を受けた東漢駒によって暗殺されるという異例の事態が起こった。この混乱を収めるため、翌593年、欽明天皇の皇女であった額田部皇女が即位し、推古天皇となった。推古天皇は甥にあたる厩戸王(聖徳太子)を摂政に任命し、大臣の蘇我馬子とともに三者で協力しながら政治を主導する体制を築いた。

結果・影響

推古天皇の即位は、日本史上初めての女性天皇の誕生であり、この後も奈良時代にかけて女性天皇が相次いで即位する先例となった。推古朝では聖徳太子・蘇我馬子のもとで冠位十二階や十七条の憲法の制定、遣隋使の派遣など、中央集権的な国家体制づくりに向けた重要な政策が次々と実行されていくこととなった。

主な人物:推古天皇,聖徳太子,蘇我馬子

政治